雨奇晴好

雑食オタクの徒然。感想やお叱りはこちらまで→amagawa.u@gmail.com

推し、箱推し。

本当は推しなんていらない。

ビヨーンズが与えてくれる多幸感に溺れて死にたい。
最近よくそんなことを思う。
このグループに最も似合う単語は"多幸感"だと思う。
尊い。尊さが限界突破している。

ビヨーンズの子たちは、みんながみんなに優しくて、みんながみんなを大好きで、全員で一緒にいる時間を大切にしていて、グループを誰より愛してくれていて。
それでいて向上心の塊で、みんな努力を惜しまない。
支え合って励ましあって、お互いがお互いを必要とし合っている。
え、尊すぎませんか。
本当に三次元の話なのかな、って思いませんか。

実際のところ、美化しすぎているのかもしれない。
裏ではどろどろな関係かもしれない。
けれど仮にそうだったとしても、そんな部分は微塵も見せないし感じさせないプロ意識の高さがある。
少なくとも私の目に届くビヨーンズは、常に輝いている。

誰一人欠けて欲しくないし、増えて欲しくない。
しかし増員しないという選択は、いずれ終わることを意味している。
こぶしファクトリーの解散の報を聞いた瞬間から、私の脳裏にこびり付いて取れないあの絶望感。
覚悟はしている、つもりだ。
だからいつか来るその日までに、多幸感で溺れ死にたいと願う。
死ねずにその日を迎えても良いように、私はビヨを箱で推したいと思いながらも美葉ちゃんを強めに推ししている。

箱推しは理想だ。
特に贔屓すらいない状態の箱推し、ビヨーンズというグループそのもの、そしてグループに属している12人を好きでいられたら、全員を平等に応援することができる。
全員平等じゃなくても、特定のメンバーを推しながら箱で推せば良いという気持ちもある。
美葉ちゃんが飛び抜けて好きだけど、他の子も好きだ。
嫌いな子や苦手な子のいない、稀有なグループだ。
けれどビヨーンズがなくなった後の心の拠り所が必要だから、美葉ちゃんを単推し(するように)している。
正確にはカプ厨なので、美葉ちゃん×ビヨメンの子が大好きなのだけど、それもビヨがなくなっても大丈夫でいられる為の措置。
解散後あるある、元メンバー二人の絡みをニコニコして見られるように。
……あぁ、無理だな。
想像するだけで切ない。


けど、彼女たちにオタクの勝手な理想を押し付けるつもりはない。
それぞれがそれぞれのタイミングで、ハロプロを去る決意をするだろう。
だからビヨーンズが私の好きな12人のビヨーンズじゃなくなる日が来ても良いように。
私は美葉ちゃんを推し、美葉ちゃんを愛し、ビヨーンズという箱への愛を少しでも薄めないと。
はあああ。
こういうことを考えている時点で、めちゃめちゃ箱推しなんだけど。
認めたくない。
認めたくないよォ。

でもやっぱり美葉ちゃんを見つけさせてくれたビヨーンズという箱の存在は、あまりに大きい。